社長挨拶

田野井製作所は2023年11月3日に創立100周年を迎えました。
当社が今日まで発展を遂げ、創立100周年目を迎えることができましたのも、これまで当社をご支援・ご愛顧くださったお客さま、
関係各位の皆様のお陰と、諸先輩方の幾多の困難への挑戦と努力の賜だと、
心より深謝いたします。

当社は創立以来、一貫してタップ・ダイス専門メーカーとして、
品質と信頼されるモノづくりを中心に生産活動を続けてまいりました。
私たちは、変化を恐れず、変化を楽しみ、
変化とともに新しい歴史を刻んでまいります。
その為に大切だと考える大きな要素の1つが『人財の育成』です。

この課題達成は一朝一夕で成せるものではなく、長期的視点で着実に一歩一歩進めていくことが大切であると考えています。
創業者の『製造業は”無”から”有”をつくるから素晴らしい』
という言葉を胸にしっかりと刻み、すばらしい人財を育成しながら、
今後も皆さまのお役立ちができますようにより一層邁進してまいります。

当社を支えていただいております全ての皆様へ心より感謝の意を表するとともに、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

社長挨拶

社長挨拶

タップ

沿革

大正

1923年(大正12年)11月3日

創業者田野井丈之助がタップ・ダイスの
専門メーカーとして創業

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1937年(昭和12年)

陸軍の指定工場となる

1942年(昭和17年)

海軍の指定工場となる

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昭和

1945年(昭和20年)

埼玉工場を新設する

1959年(昭和34年)

日本工業規格(JIS)ハンドタップ1級
表示許可工場となる

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1961年(昭和36年)

工業標準化実施優良工場として
東京通商産業局長より表彰される

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1963年(昭和38年)

米国ベスリィ・ウェルス社との技術提携により日本で最初に盛上げタップ
“タフレット”を開発し発売する

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1964年(昭和39年)

工業標準化実施優良工場として
工業技術院長賞を受賞する

1968年(昭和43年)

創業者の田野井丈之助が
勲五等双光旭日章叙勲を受ける

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1970年(昭和45年)

2代目社長に田野井 一が就任
平ダイスの生産を開始する

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1971年(昭和46年)

住友電気工業㈱と共同し
日本で初の超硬タップを開発し発売する

1973年(昭和48年)

㈱ミヤギタノイを100%出資にて設立し
操業を開始する

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1982年(昭和57年)

本田技研工業㈱の協力により深穴用タフレットを開発し発売する

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1985年(昭和60年)

3代目社長に佐藤 静夫が就任

1987年(昭和62年)

4代目社長に田野井 義政が就任

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平成

1990年(平成2年)

切削加工と塑性加工機能を併せ持った
Tシリーズ・スパイラルタップを開発し
発売する

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1993年(平成5年)

ミヤギ工場にタップ集約のため工場を
増設する

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2002年(平成14年)

第14回中小企業優秀新技術・
新製品賞の技術・製品部門でIT
タフレットが奨励賞を受賞

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2004年(平成16年)

第1回モノづくり部品大賞で
マルチタップが奨励賞を受賞

2008年(平成20年)

元気なモノ作り中小企業300社として
経済産業省より認定される

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2009年(平成21年)

社団法人発明協会 東北地方発明表彰
特別実施功績賞を受賞する

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2010年(平成22年)

“超”モノづくり部品大賞
奨励賞を受賞する

2012年(平成24年)

「第4回みやぎ優れMONO」に
ゼロチップが認定される
社団法人発明協会 東北地方発明表彰
特別実施功績賞を受賞する

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2013年(平成25年)

日本工具工業会 エコファクトリー
部門で環境貢献賞を受賞する
5代目社長に田野井 優美が就任

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2015年(平成27年)

第6回モノづくり日本大賞 特別賞を受賞

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2018年(平成30年)

埼玉県多様な働き方実践企業に認定
区分ゴールド+として認定される

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令和

2020年(令和2年)

埼玉県より彩の国工場に認定される

2022年(令和4年)

会長の田野井義政が
旭単光章叙勲を受ける

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2023年(令和5年)11月3日

創業100周年

を迎えました!

田野井のお宝紹介

 創業者田野井丈之助はかつて伊藤博文公の屋敷あとの一部、書斎があった場所を購入し昭和十五年に自宅の建設にとりかかった。現在その家は取り壊されたが、田野井の家紋が入った瓦を用いて作られた門や、井戸、蔵は歴史を物語るように現存する。井戸の水脈は大井の水神様と同じもので、かつては水に困っていた近所の方々にもこの井戸を開放し使用されていた。
 お蔵には数々の食器等のコレクションや田野井家にまつわる品が大事に保管されている。
 昭和四十三年に受章した双光旭日章以外にも公益機関のために多くの私財を寄付したことで紺綬褒章などの褒章を数多く受章している。
 人との繋がりや人に還元すること、社会貢献を大切にし、世界に誇るタップメーカーとして「技術の田野井」であることに力を入れた創設者の思いは受け継がれ、四代目社長の田野井義政も旭日単光章を受章した。
 義政は、叙勲を受けるまでの道のりを振り返り、決して一人の功績ではなく共に歩んできたチームの賜物であると語る。